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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント II 呼吸器 6.往診での治療

呼吸困難で呼ばれたとき

著者: 柴田一郎

所属機関:

ページ範囲:P.1634 - P.1635

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 呼吸困難とは"楽に息をすることができない",あるいは"息をするのに苦痛を感じる"という状態の自覚症状である.患者はしばしば"息苦しい","息がきれる"と訴える.呼吸困難といっても程度はいろいろあるが,Hugh-Jonesの分類によると,4〜5度のものが往診を需められる対象となろう.
 この場合,単に息ぎれを訴えることもあるが,喘鳴を伴う呼吸困難の発作である場合が最も多い.そのうちでも気管支喘息が圧倒的に多く,それにつぐものは心臓喘息であろう.まずこの両者を主体に考えてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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