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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
II 呼吸器 6.往診での治療
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喀血による往診の頻度は,私の乏しい経験からはっきりは断定できないが,往診の中では比較的多い方に属すると思う.血痰という程度の出血量では,心不全か肺硬塞などのように他の苦痛を伴う場合以外は来診することが多いので,往診の対象ははっきりした喀血が主体になると考えられる.
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