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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント II 呼吸器 7.現代における肺結核の治療
重症再治療肺結核患者に対するRifampicin治療
著者: 五味二郎1
所属機関: 1慶大内科
ページ範囲:P.1640 - P.1641
文献購入ページに移動 昭和46年8月30日,厚生省告示第306号によって「結核医療の基準」の第4次改正が行なわれ,Rifampicin(以下RFPと略す)が二次抗結核薬として採用され,ひろく臨床に応用されるようになった,RFPの肺結核治療については,すでに結核療法研究協議会(以下療研と略す),日本結核化学療法研究会,国立療養所化学療法研究班,自治体病院などの協同研究の成績が発表されている.これらの研究報告はいずれもRFPが抗結核薬としてきわめてすぐれていることを示しているが,RFPによる結核治療については,なお2,3の問題が残されていると考えられるので,これらについて記すことにする.
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