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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント III 消化管 3.胃切除後の問題点

ダンピング症候群—その対策

著者: 湯川永洋1 宮本新太郎1

所属機関: 1湯川胃腸病院

ページ範囲:P.1668 - P.1669

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 ダンピング症候群とは,胃の手術を受けた患者が摂食中から,または摂食後すぐに倦怠感・発汗・頻脈・顔面潮紅・熱感・頭重感.頭痛.胸部狭窄感・呼吸困難・めまい・失神等の血管運動経神症状を主とする全身性の症候群を示す場合をいうが,その他,悪心・嘔吐・腹鳴・下痢・腹痛等の腹部症状を伴うことがある.ダンピング症状は多くは摂食中か摂食後30分以内に現われる早期ダンピングであるが,時には摂食後2ないし4時間後に現われる後期ダンピングもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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