icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント IV 肝・胆・膵 1.肝炎の管理

急性肝炎の治癒判定と社会復帰

著者: 市田文弘1 井上恭一1

所属機関: 1新潟大第3内科

ページ範囲:P.1698 - P.1699

文献購入ページに移動
 急性肝炎のうちで最も多く遭遇する急性ウイルス性肝炎の予後は比較的可良で,大部分の症例は3ないし4カ月の間に完全に治癒するが,3,4カ月以上にわたり肝機能検査成績の異常がつづくことがあり,かかる際には慢性肝炎,持続性肝炎への移行が考えられ,その判定が困難なことも多い.ここでは筆者らの内科教室において急性ウイルス性肝炎の治癒判定規準としている種々の指標についてのべ,それに応じた社会復帰の問題についても触れる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?