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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント

IV 肝・胆・膵 3.中毒性肝障害の治療

アルコール性肝障害をどう取り扱うか

著者: 石井裕正1

所属機関: 1慶大・内科

ページ範囲:P.1706 - P.1707

文献概要

 アルコール中毒患者はアメリカでは800〜1,000万人といわれている.わが国でも,近年アルコール中毒者が著しい増加傾向をたどっているが,それに伴い内科領域でも肝障害をはじめとし膵炎,胃炎などの消化器疾患の他に,神経・筋疾患,貧血や血小板減少症,心筋障害などの諸疾患が増加しており,アルコールの全身臓器へ及ぼす影響の大きさを再認識する必要があると思われる.本稿ではアルコール性肝障害(ただし肝硬変症は紙数の制限上省略する)に焦点をしぼって筆を進めていきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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