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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
IV 肝・胆・膵 7.胆道疾患の治療
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胆嚢疾患がBergmannのいうCholecystopathieと称せられる如く,Cholrcstitis,Dyskinesie,Gallensteinの3者が互いに密接に原因となり,結果となっていることは一般に考えられているところである.胆道感染症と称する場合には胆嚢,胆管の細菌性炎症の存在を意味するのであるが,純粋な型での感染炎症の存在することも確かであり,一部は急性胆嚢炎の形をとるが,大部分は慢性胆嚢炎の形であり,その原因,結果として胆石の存在あるいはジスキネジーの存在があることが多い.したがって,化学療法の目的は炎症の制圧であるから,背景として存在する胆石あるいはジスキネジーによる症状の改善のないことは当然である.
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