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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント V 内分泌 2.バセドウ病治療の要点

131Iによるバセドウ病の治療—とくに投与量の問題

著者: 鳥塚莞爾1

所属機関: 1京大・放射線科

ページ範囲:P.1742 - P.1743

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 バセドウ病の原因は今日なお不明で,したがってその原因的療法はない.131I療法は放射線による一種の破壊的療法であり,最良の方法とはいえないが,治癒率が高く,安全に実施し得ることから広く行なわれるようになっている.しかしながら高率な晩発性甲状腺機能低下症の発生1〜3がみられることから投与131I量の再検討が行なわれているのが現状である.
 以下,131I療法の適応,投与法および晩発性機能低下症の発生を中心に概説
する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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