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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VI 糖尿病・代謝 1.糖尿病治療の問題点
インスリンの投与量
著者: 後藤由夫1
所属機関: 1弘前大第3内科
ページ範囲:P.1762 - P.1763
文献購入ページに移動糖尿病がはじめて発見されたときの空腹時血糖値(FBS)と入院後最終的に必要とした治療法との関係をみると表1のようになる.この成績からFBSが300mg/dl以上のものは全例,また250mg/dl以上のものではその大部分がインスリン治療を必要とすることが知られる。また160mg/dl以下のものは食事療法だけでもよいものが多いし,食事療法が予想以上に効果的であることもこの表からうかがうことができる.
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