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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VI 糖尿病・代謝 2.糖尿病合併症の治療
糖尿病性昏睡のとりあつかい方
著者: 平田幸正1
所属機関: 1鳥取大第1内科
ページ範囲:P.1770 - P.1771
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糖尿病性昏睡の治療方針の決定には(1)昏睡の原因ならびに経過,(2)昏睡の種類,(3)昏睡の深さ,(4)血糖値,(5)アチドーシスあるいは滲透圧上昇の程度,(6)虚脱(血圧低下)の程度,(7)電解質異常の種類と程度などが重要な因子となる.さらに(3)〜(6)のデータは治療開始後もくりかえし入手することが必要であり,次々に進めて行く治療法転換の根拠としなければならない.
糖尿病性昏睡の治療方針の決定には(1)昏睡の原因ならびに経過,(2)昏睡の種類,(3)昏睡の深さ,(4)血糖値,(5)アチドーシスあるいは滲透圧上昇の程度,(6)虚脱(血圧低下)の程度,(7)電解質異常の種類と程度などが重要な因子となる.さらに(3)〜(6)のデータは治療開始後もくりかえし入手することが必要であり,次々に進めて行く治療法転換の根拠としなければならない.
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