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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VII 神経 1.日常みられる神経系愁訴の治療と生活指導

慢性頭痛の薬物療法と生活指導

著者: 古和久幸1

所属機関: 1北里大内科

ページ範囲:P.1798 - P.1799

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 頭痛の治療にあたって,原因が容易に想定できる場合,原因治療を行なうことはいうまでもないが,長期にわたって持続する頭痛(慢性頭痛)では,その全貌を把握できず治療に困惑することも少なくない.
 慢性頭痛患者のほとんどは全身的にも神経学的にも所見に乏しく,その診断は適切な病歴聴取によるといっても過言ではない.頭痛の性質,持続時間,頻度,部位,経過,増悪および緩解因子,随伴症状などが病歴をとる上でポイントとなる.また家族のなかに同様の「頭痛もち」がいるかどうかも参考となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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