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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VII 神経 3.神経系治療薬剤の選び方
筋弛緩剤—その作用と適応
著者: 渡辺誠介12
所属機関: 1千葉大第1内科 2日大
ページ範囲:P.1826 - P.1827
文献購入ページに移動筋トーヌスの異常
筋の異常緊張は筋の受動的伸展に対する態度,いわゆる腱反射の程度などにより,固縮rigidityと痙縮spasticityに大別される.
固縮というのはパーキンソニスムにみられるように,安静時にも筋トーヌスが高まっており,受動的伸展に対しては鉛管を曲げたり伸したりするときの感じ(lead pipe phenomen)を受ける、固縮は錐体外路系の異常--とくにγ系の異常--として説明される.
筋の異常緊張は筋の受動的伸展に対する態度,いわゆる腱反射の程度などにより,固縮rigidityと痙縮spasticityに大別される.
固縮というのはパーキンソニスムにみられるように,安静時にも筋トーヌスが高まっており,受動的伸展に対しては鉛管を曲げたり伸したりするときの感じ(lead pipe phenomen)を受ける、固縮は錐体外路系の異常--とくにγ系の異常--として説明される.
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