icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VII 神経 3.神経系治療薬剤の選び方

筋弛緩剤—その作用と適応

著者: 渡辺誠介12

所属機関: 1千葉大第1内科 2日大

ページ範囲:P.1826 - P.1827

文献購入ページに移動
筋トーヌスの異常
 筋の異常緊張は筋の受動的伸展に対する態度,いわゆる腱反射の程度などにより,固縮rigidityと痙縮spasticityに大別される.
 固縮というのはパーキンソニスムにみられるように,安静時にも筋トーヌスが高まっており,受動的伸展に対しては鉛管を曲げたり伸したりするときの感じ(lead pipe phenomen)を受ける、固縮は錐体外路系の異常--とくにγ系の異常--として説明される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?