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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VII 神経 4.神経病治療の問題点

周期性四肢麻痺の治療と管理

著者: 板原克哉1

所属機関: 1東北大脳研脳神経内科

ページ範囲:P.1838 - P.1839

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 周期性四肢麻痺の治療と管理に先行して,まず本症は単一の疾患ではなく,いろいろな原因でおこり得る症候群であることを認識しておかなければならない(板原,1961)1,2
 原因疾患の判明しないものを本態性(または原発性)周期性麻痺とし,はっきりした原病をもつか,合併症と考えられる疾患を持つ場合を症候性(または二次性)周期性四肢麻痺として一群にまとめ,それらの各々に発作時の血清電解質(とくにカリウム)濃度からの分類を念頭において,それぞれに対する治療ないし発作予防の対策を講じなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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