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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VII 神経 5.神経・筋疾患におけるいわゆる"難病"の治療と管理

重症筋無力症

著者: 木下真男1

所属機関: 1東邦大第2内科

ページ範囲:P.1848 - P.1849

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 重症筋無力症と呼ばれているもののうちには定型的筋無力症(classical myasthenia),症候性筋無力症(symptomatic myasthenia)があり,治療上の問題からも両者を区別して取りあつかう必要がある.
 筋無力症は脱力が一定,持続性ではなく,力がある時とない時とがあり,充分な休養のあとは脱力は少なく,運動を繰り返すと増悪することが特徴的で,全身の筋のほか好んで外眼筋,眼瞼,咬筋,嚥下筋などを侵す.胸腺との関係,自己免疫との関係が論じられているが,明確な発現機序は見出されていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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