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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント VIII アレルギー・免疫 3.免疫抑制療法
免疫抑制療法の効果
著者: 螺良英郎1
所属機関: 1徳島大第3内科
ページ範囲:P.1876 - P.1877
文献購入ページに移動 免疫抑制療法とは免疫学的な異常に基づく生体反応を抑制して治療を計る方法である,このような免疫異常の抑制が対象となる疾患は内科的には自己免疫疾患群であり,外科的には臓器移植後の拒絶反応の2つに集約できる.
後者は差し置いて,免疫抑制療法の実際の目標は前者の難治の自己免疫疾患群中にあって,通常最初用いられる副腎皮質ステロイド剤が奏効しないか,あるいはその副作用や離脱が困難である時にCytotoxic drugsによる免疫抑制療法が考慮される.この治療法応用の実際に当たってはCytotoxic drugsの副作用を十分考慮に入れて,かつ免疫抑制療法の効果の限界を知っておく必要がある.
後者は差し置いて,免疫抑制療法の実際の目標は前者の難治の自己免疫疾患群中にあって,通常最初用いられる副腎皮質ステロイド剤が奏効しないか,あるいはその副作用や離脱が困難である時にCytotoxic drugsによる免疫抑制療法が考慮される.この治療法応用の実際に当たってはCytotoxic drugsの副作用を十分考慮に入れて,かつ免疫抑制療法の効果の限界を知っておく必要がある.
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