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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント IX 血液・造血臓器 2.白血病,顆粒球減少症の治療

急性白血病における感染予防と治療

著者: 天木一太1 石川宗高1

所属機関: 1日大第1内科

ページ範囲:P.1894 - P.1895

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 急性白血病に合併する感染症はしばしば重篤で,死因のもっとも大きい部分を占める.その診断,治療および予防は白血病治療上重要な課題である.
 抗白血病剤は骨髄あるいはリンパ組織の白血病細胞の増殖を阻止すると同時に,正常の顆粒球およびリンパ球をも著しく減少させる.そのために感染に対する免疫能の低下がおこり,患者は感染の危険にさらされる.これは現在のところ急性白血病を緩解させるために,やむを得ないことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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