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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント IX 血液・造血臓器 5.血液成分使用のコツ

血液成分の選択と与え方

著者: 湯浅晋治1

所属機関: 1順大外科

ページ範囲:P.1916 - P.1917

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 従来,輸血といえば,ほとんど全血輸血が行なわれてきた.もちろん大量出血など全血輸血を必要とする場合もあるが,本来輸血の目的は,1)組織への酸素の補給,2)循環血液量の増加,3)凝固因子の補給,4)血漿蛋白の補給などである。したがっていま輸血を必要とする患者がいる場合,その症状に応じてどの成分が必要なのかを考えることが大事である.輸血により患者の循環系の負担や,免疫抗体などによる副作用を少なくすることから最近血液の成分輸血が行なわれるようになってきた.
 この特長は次のようなものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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