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特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
X 腎・泌尿器 1.腎炎とその周辺
文献概要
小児の腎疾患は学童期に頻度が高く,その主徴の1つは蛋白尿であり,したがって蛋白尿のあるときにはほとんど全腎疾患を考慮に入れて鑑別,診断し,その対策,処置を行なうことになり,また学童検診にての蛋白尿発見のさいにも検査,診断,その対策は同様に行なわれるが,発病時期の不明のことが多く,診断が困難で,全く対症的あるいは観察の外処置のないことも少なくない.
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