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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント XI 感染症 4.化学療法との併用療法

細菌感染症における抗生剤の大量使用法—Carbenicillinを中心に

著者: 上田泰1 小林千鶴子1

所属機関: 1慈恵医大第三内科

ページ範囲:P.2018 - P.2019

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 最近Gram陰性桿菌による難治感染症の増加や宿主側の異常による感染症の増加が注目されている.これらの感染症に対して抗生剤療法の成果を挙げるための努力が種々検討されている.その一つに毒性が低く,大量に使用できる抗生剤のいわゆる「大量使用療法」が大きく注目されている.
 現在,この目的にそう大量使用可能の抗生剤としてはPenicillin G, Carbenicillin, Sulbenicillin,Cephalothinなどがある.以下Carbenicillinを中心に大量療法の適応,注意点などについて略記する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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