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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻12号

1973年11月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい治療のポイント XI 感染症 4.化学療法との併用療法

化学療法剤と静注用γ-グロブリンの併用

著者: 中沢進12

所属機関: 1昭和大小児科 2都立荏原病院

ページ範囲:P.2022 - P.2023

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 γ-Globulin(γ-Glob)と抗生剤ならびにSulfa剤の併用には,単独使用時に比較して相加または相乗的な治療効果のあることは,FischerらのChloramphenicolとr-Globの併用がブ菌,連鎖球菌緑膿菌,変形菌の対マウス感染治療実験の一部において単独使用時に比較して死亡率が著しく低くなることからも注目されてきたのであるが1),本邦においても須山らの類似した報告がある2).筆者らもマウス対ブ菌感染を対象としてCP単独とγ-Glob併用の効果を検討し,併用群の死亡率の著しく低くなる結果を観察している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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