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—緒方知三郎著—「老年病理学総論概説」
著者: 近藤芳朗
所属機関:
ページ範囲:P.2143 - P.2143
文献購入ページに移動臨床に結びつける"軽妙な語り口"の魅力
病理学の本というと,それを特に専攻した人を除いては,一般実地内科医にはとかく敬遠されがちである.しかし,病理解剖が臨床医,ことに内科医にとってはいかに重要であるかは誰しも異論はないであろう.
大学の内科医局で勉強した人は,受けもった患者さんの死に当たって,病理解剖をしてもらい,CPCでタップリしぼられた経験が山程おありであろうが,一般内科医は,学生時代病理の試験が終わるとヤレヤレと縁切りになってしまって,臨床参考書をよんでも,病理学的所見などは大体飛ばしてしまうのが常である.
病理学の本というと,それを特に専攻した人を除いては,一般実地内科医にはとかく敬遠されがちである.しかし,病理解剖が臨床医,ことに内科医にとってはいかに重要であるかは誰しも異論はないであろう.
大学の内科医局で勉強した人は,受けもった患者さんの死に当たって,病理解剖をしてもらい,CPCでタップリしぼられた経験が山程おありであろうが,一般内科医は,学生時代病理の試験が終わるとヤレヤレと縁切りになってしまって,臨床参考書をよんでも,病理学的所見などは大体飛ばしてしまうのが常である.
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