文献詳細
文献概要
カラーグラフ 臨床医のための病理学
III.肝疾患
著者: 金子仁12
所属機関: 1日本医大 2日本医大・老研基礎部
ページ範囲:P.346 - P.347
文献購入ページに移動 肝は人体臓器の中で最も大きく(通常1,300g),栄養分の貯蔵,胆汁の分泌,解毒作用などが主な働きである.
肝疾患は数多く,1回でその全部を網羅するのは無理だが,ありふれた疾患として,肝炎,肝硬変症,肝癌,白血病,胆石症をのせる.肝疾患として最も多く,重要なのは肝炎である.肝炎→肝硬変症→肝癌と1つのコースがあるからである.最後に,第2次世界大戦終了後,日本で猛威を振った回虫症の例をのせた.
肝疾患は数多く,1回でその全部を網羅するのは無理だが,ありふれた疾患として,肝炎,肝硬変症,肝癌,白血病,胆石症をのせる.肝疾患として最も多く,重要なのは肝炎である.肝炎→肝硬変症→肝癌と1つのコースがあるからである.最後に,第2次世界大戦終了後,日本で猛威を振った回虫症の例をのせた.
掲載誌情報