medicina10巻3号

1973年03月発行

保険問答

III．不安定な症状の急性肝炎

著者： 守屋美喜雄¹ 古平義郎²

所属機関： ¹一ツ橋診療所 ²都民生局

ページ範囲：P.366 - P.368

文献概要

　守屋　急性肝炎で，前月末初診．今月の実日数が20日間だからほとんど毎日のように通ってきている．肝機能検査もGOT, GPTがこの月に3回あるし，かなり不安定な症状の時期の症例のようだ．
　古平　治療面では，プロヘパールは急性症状のときは，一般には適応外とされており，問題がある．