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診療相談室
肺結核の気管支拡張症の合併について
著者: 植村敏彦1
所属機関: 1国立療養所東京病院内科
ページ範囲:P.372 - P.372
文献購入ページに移動質問 肺結核(後遺症)における気管支拡張症の合併はどのくらいあるものでしょうか. (山口市 T生)
〔答〕肺結核が治癒する時,瘢痕萎縮を生ずるのが普通である.その牽引により多少とも気管支の拡張を来たすものである.その他,気管支結核が伴った場合,その瘢痕萎縮により,気管支狭窄を来たし,その末梢に分泌物の貯溜や無気肺を生じて,その結果気管支拡張を来たす場合もある.
〔答〕肺結核が治癒する時,瘢痕萎縮を生ずるのが普通である.その牽引により多少とも気管支の拡張を来たすものである.その他,気管支結核が伴った場合,その瘢痕萎縮により,気管支狭窄を来たし,その末梢に分泌物の貯溜や無気肺を生じて,その結果気管支拡張を来たす場合もある.
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