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くすり
非ステロイド系消炎剤の副作用
著者: 藤森一平1
所属機関: 1川崎市立病院内科
ページ範囲:P.384 - P.386
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非ステロイド系消炎剤はステロイドホルモン以外の消炎剤(抗炎症剤)の総称で,化学構造によって表1に示すように6種類に分けられる.すなわちサリチル酸剤,フェニール酢酸誘導体,アントラニール酸誘導体,ピラゾリジン系,ピリミジン誘導体,トリプトファンおよびインダゾール誘導体などがある.本稿ではこれらの薬剤が主に使われている慢性関節リウマチ患者での副作用を中心に述べる.なお,このほかに特殊な消炎剤として消炎酵素剤,金製剤,クロロキンなどがあるが,紙面の都合でこれらの副作用については省略する.
非ステロイド系消炎剤はステロイドホルモン以外の消炎剤(抗炎症剤)の総称で,化学構造によって表1に示すように6種類に分けられる.すなわちサリチル酸剤,フェニール酢酸誘導体,アントラニール酸誘導体,ピラゾリジン系,ピリミジン誘導体,トリプトファンおよびインダゾール誘導体などがある.本稿ではこれらの薬剤が主に使われている慢性関節リウマチ患者での副作用を中心に述べる.なお,このほかに特殊な消炎剤として消炎酵素剤,金製剤,クロロキンなどがあるが,紙面の都合でこれらの副作用については省略する.
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