文献詳細
洋書紹介
—Sir Macfarlane Burnet著—Auto-immunity and Auto-immune Disease A survey for physician or biologist
著者: 三好和夫1
所属機関: 1徳島大・第1内科
ページ範囲:P.473 - P.473
文献概要
いうまでもなく,1960年度ノーベル受賞者Burnetの本である.医師や生物学者のための概観という副題がついている.Burnetは1957年頃,免疫を循環リンパ球間のダーウィン的淘汰の過程としてみる考えをうち立てた.彼のclonal selectiontheoryである.
書評を依頼されたこともさることながら,読んでおかねばならない本として読み通した.内容はもちろん膨大で総合的であるが,文章にも難渋した,これはしかし,私の英語力の故かも知れない.240頁で,約70の文献がつけてあり,これらに必要な文献はみなしるされていると書いてある.
掲載誌情報