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文献詳細

雑誌文献

medicina10巻5号

1973年05月発行

今月の主題 消化管ホルモンの臨床

消化管ホルモンによる診断法

パンクレオザイミン・セクレチン・テスト

著者: 本田利男1

所属機関: 1日大第3内科

ページ範囲:P.578 - P.579

文献概要

 消化管ホルモンとして小腸粘膜より分泌されるPancreozyminとSecretinは,それぞれが体液性に膵外分泌を調節している.主に前者は膵の酵素や蛋白成分を分泌させ,後者は膵管へ水と重炭酸塩を含む膵液を分泌させる.
 したがって両者を続いて静脈注射すれば急速に大量の膵液分泌が開始される.この生理作用を応用して膵臓の機能を検討し,膵疾患を診断する目的で本法(P-Sテスト)が開発されたものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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