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今月の主題 消化管ホルモンの臨床 消化管ホルモンによる診断法
パンクレオザイミン・セクレチン・テスト
著者: 本田利男1
所属機関: 1日大第3内科
ページ範囲:P.578 - P.579
文献購入ページに移動 消化管ホルモンとして小腸粘膜より分泌されるPancreozyminとSecretinは,それぞれが体液性に膵外分泌を調節している.主に前者は膵の酵素や蛋白成分を分泌させ,後者は膵管へ水と重炭酸塩を含む膵液を分泌させる.
したがって両者を続いて静脈注射すれば急速に大量の膵液分泌が開始される.この生理作用を応用して膵臓の機能を検討し,膵疾患を診断する目的で本法(P-Sテスト)が開発されたものである.
したがって両者を続いて静脈注射すれば急速に大量の膵液分泌が開始される.この生理作用を応用して膵臓の機能を検討し,膵疾患を診断する目的で本法(P-Sテスト)が開発されたものである.
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