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図解病態のしくみ
免疫グロブリン異常
著者: 河合忠1
所属機関: 1日大臨床病理
ページ範囲:P.642 - P.643
文献購入ページに移動 免疫グロブリン(Ig)はアミノ酸を原料としてIg産生細胞(主として形質細胞)によって合成される.抗原性の違いからIgG, IgA, IgM, IgD, IgEの5つのクラスに分けられる.電気泳動による血清蛋白分画で,γ分画はほとんどIgGによって占められている.IgA, IgMなどはγ1領域に泳動されるが,微量であるためにピークとしては観察できない.
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