文献詳細
文献概要
今月の主題 問診
問診の意味づけ
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加国際病院
ページ範囲:P.678 - P.679
文献購入ページに移動 問診は,病気の診断の糸口となるものであり,それによって病歴(case history)の主な部が作られるという意味で,臨床医は極めて重要なものと理解されてきたものである.
ところが,この問診が,診断学の中でどのように教えられてきたかというと,そこには教育体系がなく,医学生めいめいは自己流に成長していったのではないかと思われてならない.
ところが,この問診が,診断学の中でどのように教えられてきたかというと,そこには教育体系がなく,医学生めいめいは自己流に成長していったのではないかと思われてならない.
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