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オスラー博士の生涯・10
マギル大学で教えていた頃の世界の医学界の動向とオスラーの関心の焦点—1880-1883
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加国際病院
ページ範囲:P.798 - P.801
文献購入ページに移動 オスラーは25歳(1875年)でマギル大学の生理学の教授となり,生理学と病理学とを組合せた講義や実習を行なったが,モントリオール総合病院では病理医として臨床と基礎の橋渡しをした.獣医学校でも教えて,比較病理学の研究をも行なった.1877年からは学生監として学生の世話をひきうけた.学会活動や学会雑誌の編集にもかなりの時を捧げた.
1878年(28歳)には内科教授となり,脳,神経,心臓,血液,結核,心内膜炎などの感染症の病理組織学的研究をすすめ,また内科教授法については英国での先輩を師として学んだ.
1878年(28歳)には内科教授となり,脳,神経,心臓,血液,結核,心内膜炎などの感染症の病理組織学的研究をすすめ,また内科教授法については英国での先輩を師として学んだ.
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