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今月の主題 化学療法剤—現状とその使い方 新しい化学療法剤
ペニシリン系抗生物質
著者: 三木文雄1
所属機関: 1阪市大・第1内科
ページ範囲:P.820 - P.822
文献購入ページに移動ペニシリンは毒性が低く,作用が殺菌的で,組織移行も良好なことなどの利点に加え,6-Aminopenicillanic acidを基に数多くの合成ペニシリンが開発されて以来,その臨床応用範囲も大幅に拡大した.しかし,個々のペニシリン系抗生物質の特徴を正しく把み,適応を選択して投与しなければ,予期した治療効果を挙げ得ないことになるので,以下,合成ペニシリンを中心に,個々の薬剤の特徴,適応症,使用上の問題点などを整理し,ペニシリン系抗生物質投与の参考に供したい.
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