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文献概要
今月の主題 転換期に立つ検診 検(健)診実施上の問題点
学童健診—学校健康診断
著者: 江口篤寿1
所属機関: 1立教学院診療所
ページ範囲:P.996 - P.997
文献購入ページに移動明治30年に「学校身体検査規程」が制定されて以来,昭和33年に学校保健法が制定されるまでの60年間,「身体検査」の呼称で現行の健康診断とほぼ同様のことが行なわれていたが,この身体検査は,身長・体重などの測定,つまり身体の形態的評価と,医師の診察による医学的評価を行なうことを主なねらいとした.
これが学校保健法によって「健康診断」と改称されるとともに,単に健康状態の判定評価のみでなく,健康障害の改善と健康の保持増進のための指導を教育の場で行なうことが義務化された.
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