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小児の診察
小児の腹部
著者: 塙嘉之1
所属機関: 1神奈川県立こども医療センター
ページ範囲:P.1080 - P.1081
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下痢・嘔吐などの消化器症状や腹部の膨隆などの訴えがあれば,誰でもすぐに腹部に注意するが,ややもすると腹部に意識が集中しすぎてしまい,他の部位の診察をおこたったり,全身の観察をおろそかにしがちである.
特に小児では,腹部以外の疾患でありながら,消化器症状や腹部の異常を伴うことが少なくないので,小児を診察する場合には,常に全身の観察をおこたってはならない.
下痢・嘔吐などの消化器症状や腹部の膨隆などの訴えがあれば,誰でもすぐに腹部に注意するが,ややもすると腹部に意識が集中しすぎてしまい,他の部位の診察をおこたったり,全身の観察をおろそかにしがちである.
特に小児では,腹部以外の疾患でありながら,消化器症状や腹部の異常を伴うことが少なくないので,小児を診察する場合には,常に全身の観察をおこたってはならない.
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