文献詳細
小児の診察
文献概要
はじめに
下痢・嘔吐などの消化器症状や腹部の膨隆などの訴えがあれば,誰でもすぐに腹部に注意するが,ややもすると腹部に意識が集中しすぎてしまい,他の部位の診察をおこたったり,全身の観察をおろそかにしがちである.
特に小児では,腹部以外の疾患でありながら,消化器症状や腹部の異常を伴うことが少なくないので,小児を診察する場合には,常に全身の観察をおこたってはならない.
下痢・嘔吐などの消化器症状や腹部の膨隆などの訴えがあれば,誰でもすぐに腹部に注意するが,ややもすると腹部に意識が集中しすぎてしまい,他の部位の診察をおこたったり,全身の観察をおろそかにしがちである.
特に小児では,腹部以外の疾患でありながら,消化器症状や腹部の異常を伴うことが少なくないので,小児を診察する場合には,常に全身の観察をおこたってはならない.
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