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文献概要
検体の取り扱い方と検査成績
組織材料の病理学的検査
著者: 金子仁12
所属機関: 1日本医大 2日本医大老研基礎部
ページ範囲:P.120 - P.122
文献購入ページに移動 病理組織学的検査が,他の検査と根本的に異なる点は,その成績が単なるデータでなく,病気の診断そのものであるという点である.
病理で癌と診断すれば,臨床医は広汎摘出し,抗癌剤を用いるし,病理で結核と診断すれば,臨床医はストマイ,パスなどの治療を始め,肉腫と診断すれば腕を切断するのである.
病理で癌と診断すれば,臨床医は広汎摘出し,抗癌剤を用いるし,病理で結核と診断すれば,臨床医はストマイ,パスなどの治療を始め,肉腫と診断すれば腕を切断するのである.
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