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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻10号

1974年10月発行

文献概要

今月の主題 手術適応の問題点 手術適応のカレント・トピックス

一過性脳虚血発作

著者: 高木康行1 石飛幸三2

所属機関: 1東京都済生会中央病院・神経内科 2東京都済生会中央病院・外科

ページ範囲:P.1230 - P.1231

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 一過性脳虚血発作は脳硬塞の前駆症状として本邦でもかなりの高頻度にみられることが知られている1).このような患者の脳硬塞発症を内科的に予防する手段としては,抗凝固剤療法,血圧のコントロールなどが主となると思われる.しかし実際上,これらの治療が長期間持続的に行なわれうることはかなり困難なことが多い.頸部脳血管に対する外科的治療が安全にしかも有効に行ないうれば,内科医の側からみても魅力的な手段であり本項ではその適応について検討してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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