文献詳細
今月の主題 喘息の本質から治療まで
喘息の治療
文献概要
心身医学的治療の要領
ふつう喘息患者に対して行う心理療法の選択や治療目標の設定については,年齢,知能,自我の強さ,人格のひずみの程度,生活状態,心身相関の理解の程度および治療意欲などが一応考えられるが,問診または予備面接で,次の点を明らかにしておく必要がある.①発病当時ならびに現在の家庭や職場の状況と,それに対する本人の適応状態,②今までうけた喘息の治療法とその効果,また喘息に対する患者やその家族の者の考え方,③性格テスト,④乳幼児期の親子関係,とくにしつけの問題および主な身体疾患とその経過について,などである.
ふつう喘息患者に対して行う心理療法の選択や治療目標の設定については,年齢,知能,自我の強さ,人格のひずみの程度,生活状態,心身相関の理解の程度および治療意欲などが一応考えられるが,問診または予備面接で,次の点を明らかにしておく必要がある.①発病当時ならびに現在の家庭や職場の状況と,それに対する本人の適応状態,②今までうけた喘息の治療法とその効果,また喘息に対する患者やその家族の者の考え方,③性格テスト,④乳幼児期の親子関係,とくにしつけの問題および主な身体疾患とその経過について,などである.
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