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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻2号

1974年02月発行

文献概要

今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり 消化器と酸・塩基平衡異常

肝硬変

著者: 飯野四郎1 二瓶宏1 織田敏次1

所属機関: 1東大・第1内科

ページ範囲:P.208 - P.209

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 肝硬変患者における酸・塩基平衡障害のうち,最もしばしばみられるのは呼吸性アルカローシスである.とくに,肝性昏睡に陥ったばあいにはその傾向が著しい.しかし,これに代謝性アシドーシスを伴うばあいもあれば,ときには単独に代謝性のアルカローシスあるいはアシドーシスを呈するばあいもみられる.
 これらについて,それぞれの成立機序を述べ,さらにその対策に触れる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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