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今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり 代謝・内分泌と酸・塩基平衡異常
糖尿病性ケトアシドーシス
著者: 和田正久1
所属機関: 1阪市大・第2内科
ページ範囲:P.210 - P.211
文献購入ページに移動糖尿病患者におけるケトアシドーシスの発生率は年齢・性別,病型,合併症,治療や養生の良いか悪いか,など種々な条件で変わってくる.
一般に,若年の患者ないし中年以前に発病したものは,経過中にケトアシドーシスをみる率がかなり高い.しかし,中年以後に発病したものでも,感染などが誘因となってケトアシドーシスを起こすことはしばしばみられる.
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