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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻2号

1974年02月発行

文献概要

小児緊急室

けいれん

著者: 加藤寿一1

所属機関: 1岐阜大・小児科

ページ範囲:P.260 - P.262

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 けいれんという症状は生体の特異的反応であり,いろいろの基礎疾患に随伴して起こるものであるが,しかし,けいれん症状は,多くの場合,青天の霹靂のごとく突発的に起こり,全身筋群の攣縮や口囲蒼白,チアノーゼなどの呼吸,循環不全の症状をも示し,小児のけいれんを目の前にしばしばみる小児科医でも,その処置に当惑するものである.まして家庭内で起こった場合,家族の狼狽は想像に絶するものがあり,これに対処する医師の,けいれんに対する診断ならびに適切な処置は極めて重要であるといわねばならない.小児のけいれんを診断し,それを治療する場合,以下の項目について予め調査する必要がある.
 1)患児の年齢

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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