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今月の主題 貧血の現況 貧血の起こりかたと診かた
薬剤投与によるもの
著者: 小鶴三男1
所属機関: 1九大第3内科
ページ範囲:P.314 - P.315
文献購入ページに移動 薬剤投与によって惹起される貧血には,再生不良性貧血,pur red cell aplasia,巨赤芽球性貧血,溶血性貧血,鉄芽球性貧血などが知られている.これらの薬剤による各種貧血が如何なる機序によって惹起されたか,個便の症例で必ずしも明確でないが,一般にtoxicの障害,すなわち薬剤の使用量と比例的に増加する障害と,アレルギー性に発症するものおよびidiosyncrasy,すなわち体質的欠陥が基礎にあるところの障害様式がある.
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