icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina11巻3号

1974年03月発行

文献概要

カラーグラフ 臨床医のための病理学

XIII.膵疾患(2)

著者: 金子仁12

所属機関: 1日本医大 2日本医大老研基礎部

ページ範囲:P.362 - P.363

文献購入ページに移動
 膵腫瘍の大部分は膵癌である.膵外分泌腺細胞や導管上皮から発生する周組織学的に腺癌で癌細胞内に粘液を有することが多い.
 興味のあるのはランゲルハンス島の細胞から発生する腺腫や腺癌である.Islet cell adenomaまたはIslet cell carcinomaとも呼ぶ,β細胞より発生するものはインシュリンを分泌するので低血糖をきたす.
 転移性腫瘍は少ないが,悪性黒色腫を載せた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら