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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻3号

1974年03月発行

小児の処置

輸液

著者: 北山徹1

所属機関: 1関東逓信病院・小児科

ページ範囲:P.398 - P.399

文献概要

 小児の日常診療に際し,輸液は最も重要な処置である.というのも小児の体液生理の特異性から,各種の疾患に伴って容易に脱水症,酸・塩基平衡障害などをきたしやすいからである.輸液の目的は1)脱水症による水電解質異常の矯正,2)生理的必要量補給のための維持輸液,3)特殊な電解質・代謝異常の矯正にわけられるが,輸液はこれらの目的や,患児の病態の程度を正確に把握し,それぞれに適した方法を選択して,正しい計画のもとに施行しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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