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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻4号

1974年04月発行

図解病態のしくみ

神経4 脳幹・小脳障害

著者: 本多虔夫1

所属機関: 1横浜市民病院・内科

ページ範囲:P.536 - P.537

文献概要

 脳幹の主要構造は左右の脳神経核,上下に走る伝導路小脳伝導路および網様体である.その病巣によっては,これらの各部位に障害が起こり,それぞれに特有な症状がみられる.脳幹は細長く,その断面は小さいので,小病巣によっても2つ以上の構造が侵されることが多いが,なかでも脳神経症状と伝導路症状の組み合わせは脳幹病巣に特有の病像ということができる.小脳はこの脳幹の背後に位置し,形態的にも機能的にも密接な関連を有している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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