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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻5号

1974年05月発行

ベクトル心電図講座・5

後下壁硬塞

著者: 石川恭三1

所属機関: 1杏林大内科

ページ範囲:P.662 - P.667

文献概要

 後下壁硬塞の発生により,その部位における後下方に向かう心起電力ベクトルが失われると,QRSの初期部分は大きく上方に偏位することになります.この所見に基づいて次のようなループ表示におけるcriteriaが提唱されています.
 1)0.03秒ベクトル(あるいは0.02秒ベクトル)がE点より上方に存在すること(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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