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文献概要
小児緊急室
頭部打撲
著者: 吉田全次1
所属機関: 1順大小児科
ページ範囲:P.684 - P.685
文献購入ページに移動 小児は年少なほど,体に比して頭が大きく,また乳幼児期には,寝たままよりお坐り,つかまり立ち,1人歩きへの発達過程にあり,運動および平衡をとることが未熟のため,転倒,墜落などによる頭部打撲(以下打撲)の機会が多い、年長幼児より学童期になると活溌に運動するため,遊び場,運動場などにおける事故,交通事故などによる症例がみられるようになるが,頻度は減る.
打撲の程度によって,何らの障害のないもの,単純な頭皮腫瘤を認めるもの,頭皮または骨にのみ損傷をみるもの,脳振盪,脳挫傷,頭蓋内出血を生ずるものなどがある.
打撲の程度によって,何らの障害のないもの,単純な頭皮腫瘤を認めるもの,頭皮または骨にのみ損傷をみるもの,脳振盪,脳挫傷,頭蓋内出血を生ずるものなどがある.
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