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文献概要
今月の主題 自己免疫疾患の臨床 自己免疫疾患治療の実際—私の経験
汎発性強皮症
著者: 石川英一1 田村多絵子1
所属機関: 1群馬大皮膚科
ページ範囲:P.743 - P.745
文献購入ページに移動症 例
患者 林○シ,49歳,女.
現病歴 昭和47年夏頃(48歳)から右下腿伸側に浮腫感をおぼえたが,とくに治療をせず放置しておいたところ,次第に両下腿におよんできた.またこの頃から月経が不順になってきた.翌年4月頃から手のこわばり,しびれ感ならびに下腿の皮膚が硬くなったのに気づいた.全身症状はない.初診時,顔面やや浮腫状,指,手背は浮腫性硬化を,前腕は浮腫性,また下腿から足背にかけては浮腫性硬化を認め,舌小帯の短縮が顕著であった.
患者 林○シ,49歳,女.
現病歴 昭和47年夏頃(48歳)から右下腿伸側に浮腫感をおぼえたが,とくに治療をせず放置しておいたところ,次第に両下腿におよんできた.またこの頃から月経が不順になってきた.翌年4月頃から手のこわばり,しびれ感ならびに下腿の皮膚が硬くなったのに気づいた.全身症状はない.初診時,顔面やや浮腫状,指,手背は浮腫性硬化を,前腕は浮腫性,また下腿から足背にかけては浮腫性硬化を認め,舌小帯の短縮が顕著であった.
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