icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina11巻6号

1974年06月発行

文献概要

図解病態のしくみ

末梢神経筋障害

著者: 本多虔夫1

所属機関: 1横浜市民病院・内科

ページ範囲:P.804 - P.805

文献購入ページに移動
 末梢神経およびそれにつらなる筋肉や感覚器は神経系の最末端に位置してはいるが,機能的には中枢神経と同等の重要さを持ち,当組織の正常な働きが失われれば中枢神経もその機能を発揮できなくなる.
 末梢神経 末梢神経は12対の脳神経と31対の脊髄神経から成る.脳神経は蝉,眼,耳などの特殊感覚器と頭部,顔面の皮膚,粘膜,筋肉を支配している.これに対して脊髄神経は頸から下の部分,すなわち上下肢躯幹の皮膚筋肉を支配している.両者ともその一部は自律神経として内臓機能にも関与していることは改めていうまでもない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?