文献詳細
今月の主題 肝硬変—今日の視点
肝硬変の問題点
文献概要
肝硬変は進行性の病気であり,予後はたしかによろしくない.しかし,それにしても昔のままではない.治療法が改良されるにつれて,それなりの効果はあった.教室の昭和13年以降の統計成績をみても明らかである.
もっとも,この程度で,満足できるといった予後の改善には程遠いのだが,昨今のように肝炎ウイルスに対するアプローチがようやく現実のものになってくれば,その見通しにも,ようやく明るさを感じさせてくれる.喜ばしいことである.
もっとも,この程度で,満足できるといった予後の改善には程遠いのだが,昨今のように肝炎ウイルスに対するアプローチがようやく現実のものになってくれば,その見通しにも,ようやく明るさを感じさせてくれる.喜ばしいことである.
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