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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻7号

1974年07月発行

今月の主題 肝硬変—今日の視点

肝硬変の問題点

肝硬変の予後

著者: 織田敏次1 鈴木宏1

所属機関: 1東大第1内科

ページ範囲:P.858 - P.860

文献概要

 肝硬変は進行性の病気であり,予後はたしかによろしくない.しかし,それにしても昔のままではない.治療法が改良されるにつれて,それなりの効果はあった.教室の昭和13年以降の統計成績をみても明らかである.
 もっとも,この程度で,満足できるといった予後の改善には程遠いのだが,昨今のように肝炎ウイルスに対するアプローチがようやく現実のものになってくれば,その見通しにも,ようやく明るさを感じさせてくれる.喜ばしいことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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