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文献詳細

雑誌文献

medicina11巻8号

1974年08月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要なバイオプシー 生検で何がわかるか

迅速組織診断

著者: 高橋正宜12

所属機関: 1中央鉄道病院・中検 2杏林大・臨床病理

ページ範囲:P.1007 - P.1009

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 迅速組織診断の主目的は手術実施中,手術野に現われる病巣を速やかに顕微鏡的に診断し,外科的治療方針の決定や術式の変更を決める重要な意義をもっている.したがって,この検査は主に外科医にとって有力な手がかりを得る方式である.ただし,迅速診を広義の立場から捺印標本による細胞診に言及すれば,あらゆる穿刺生検において,とくに悪性腫瘍の有無に関しては直ちに判定が下され,手術の適応ないし化学療法の開始に進むことが可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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