icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina11巻9号

1974年09月発行

文献概要

図解病態のしくみ

抗核抗体の意義—SLEをめぐって

著者: 本間光夫1 古明地智1 入交昭一郎1

所属機関: 1慶大内科

ページ範囲:P.1200 - P.1201

文献購入ページに移動
DNA ピストンあるいはDeoxyribonucleoprotein
 この抗原の不溶性の型に対する抗体が,LE因子といわれているものである.すなわち,LE細胞現象の成立に積極的な役割をもっている血清因子である.この抗体はSLE患者血清で高頻度に証明されることは歴史的事実である.しかし他の膠原病諸疾患,とりわけ慢性関節リウマチにもしばしばみられる.
 同じ核蛋白に対する抗体があるといっても,細かい特異性の点で差がみられる.それは抗原決定基を構成するDNAとピストンの違いが原因である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら